OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII体験イベントに行ってきました。

12/22に発売が決定されたOM-D E-M1 MarkIIの体験に行ってきました。結論から申しますと、これは「買い」です。迷ってるなら買いましょう。(私は買えません

土曜日はバイトでしたが、日曜日は将棋部の団体戦がありました。8月ごろに開催される学生オールや3月末に開催される学生将棋選手権(旧キリン杯)などを除いて大学院生は出場することができないので、基本的に応援です。日曜日には5,6,7回戦と入れ替え戦が行われるので6回戦の時間を使って名古屋駅の隣のビル、KITTE NAGOYAで開催された「OLYMPUS Photo Festa 2016」に行ってきました。
入り口の写真を貼って…と行きたいところなんですが、入り口の写真は残念ながら(?)撮り忘れてしまいました(苦笑)会場となったKITTE NAGOYAのホワイエは高級感が漂っており、私のような貧乏学生が行くのは気が引けましたが、ちゃんと(?)入れました。
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(E-PL6,LUMIX G 20mm f/1.7 ASPH.)
会場内はこんな感じで暗所やポトレ、動体、マクロなど様々なシチュエーションで撮影を体験することができました。会場の滞在時間はせいぜい40分程度でしたが、オリンパスの方からいろいろと話を聞くことができました。

では、主な使用感は続きからどうぞ。


※現行のE-M1はおろかOM-Dシリーズでさえほとんど使ったことがないので現行機との正確な比較はできていないことはご了承ください(普段使っているのはPen Lite E-PL6です)

※※12/6現在、Adobe LightroomはE-M1 MkIIのRAWに対応していないため、掲載画像は全てOLYMPUS Viewer3で現像しています。パラメータは何も調整していません。

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(E-PL6,LUMIX G 20mm f/1.7 ASPH.)
会場には現行のオリンパスのカメラ・レンズも展示してありましたが、ほとんどのブースはOM-D E-M1 MarkII(以下、E-M1 MkII)のためのブースでした。写真の組み合わせはE-M1MkIIとM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROです。展示機の多くはこの12-100mmF4が装着されていましたが、他にもM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROやM.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PROも装着されていました。

1)手ぶれ補正編
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(E-M1 MkII,M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO,F14,SS"3.2,ISO LOW(ISO64相当),12mm)
まずは最強とうたわれる手ぶれ補正の体験をしていきます。(E-M1MkIIとM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROの組み合わせの場合)事前情報では1~2秒程度ならかなりの打率、しっかり構えれば4秒くらいいけるという話でしたので、3秒程度のSSになるように調整して撮影です。

いや、驚きました。3秒露光してパネルの文字などをきっちり読めるなんて思いませんでしたね…もちろん、12mm(35mm版換算24mm)というブレにつよい広角側での撮影だからここまでスローシャッターにできるという部分はあるんですが、それを加味しても驚異的な手ぶれ補正です。換算24mmで手ぶれをしない最低限度のSSは1/25なので、3.2秒は6と2/3段分の手ぶれ補正になります。カタログ通りですね。

ただ、この12-100mmF4,レンズの構成枚数が多いせいか点光源にはやや弱い様子。左上のほうに少しゴーストが発生しています。広角側の宿命ともいえそうなので本当に弱いかどうかはレビューサイトの調査を見てみないことにはわかりませんね。

2)動体編
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(E-M1MkII,M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO,F3.2,SS1/200,ISO640,40mm)
続いては動体の撮影です。まずは鉄道模型から。懐かしの(といっても乗ったことないですけど)国鉄カラーの国鉄特急です。室内はやや薄暗く、これまで使っていたE-PL6では(というかコントラストAFでは?)まともにピントを合わせることができずに撮影を断念するようなシチュエーションでしたが、デフォーカス状態から一瞬でピントが合うなど感動的なAFを魅せてくれました。
ここまでAFが早いとミラーレス=動きものは無理。という考えを改めなくてはいけないと思いました。

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(E-M1MkII,M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO,F3.2,SS1/200,ISO640,40mm)
続いて飛行機模型の撮影です。あまり高速では動いていませんが、こちらも距離がどんどん変わる撮影が難しい条件での撮影です。しかし、E-M1MkIIのAFはしっかりと追従し続けてほとんどのコマでバチピンの写真を提供してくれました。メカシャッターを用いた秒間10コマでの連写はもちろん、電子シャッターでの秒間18コマでもバチピンを量産。驚異的な食いつきでした。この秒間18コマでのAF追従はNikonD5やSONYα99IIはもちろん、あの鬼AFのCanon 1DXMkIIの14コマ/秒を上回る性能となります。(電子シャッターとメカシャッター、ミラーレスと一眼レフという違いはありますが)
もちろん、時々ピン甘な写真も混ざってくるんですが、次のカットでは再びバチピンになるなど一切の不安を感じさせないAFでした。
EVFのファインダー像の消失時間も非常に短く、OVF機のD7200よりもよっぽど快適に撮影ができました。背景の黒につられたのかEVFの画面の明るさが少し不安定でしたが、明るい空のもとなどで撮影する分には問題なさそうな感じです。


メカシャッターでAF/AE追従で連写をするには秒間10コマ以下に設定しないといけないという点は注意が必要です。(電子シャッターであれば秒間18コマでAF/AE追従で撮影が可能です)
実は、これに最初気づいていなくて「なーんでAF-Cなのにピントがついてこないんだろう…まぁ、ミラーレスなんてこんなもんか」と思ってしまいました。いやー失礼失礼(汗

3)マクロ撮影編
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(E-M1MkII,M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm f/2.8 Macro,F4,SS1/125,ISO2500,60mm)
続いては手持ちのマクロレンズを使ってマクロ撮影。手ぶれ補正が反映されるEVFや高速AFのおかげで一瞬で撮影ができ、感動しました。E-PL6ならたぶんAFでのピント合わせは無理だと思います。

4)高感度編
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(E-M1MkII,M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4 PRO IS,F4,SS1/60,ISO6400,100mm)
この組み合わせの強力な手ぶれ補正を考えればここまでISO感度を上げる必要はないんですが、高感度耐性を見るためにISO6400(常用ISO感度の最高感度)で撮影です。フォーサーズという小さいセンサーに20MPの高画素ということを考えればずいぶんと見れる写真だなという印象です。
現在使っているAPS-Cセンサを搭載するD7200と比べても十分実用に耐えうる性能で、D500や7DMkIIなどの一部ハイエンドを除けばAPS-Cセンサを搭載する一眼レフの存在意義を消しかねない仕上がりだと感じました。少なくとも、私はD7200を持ってる必要性がなくなったと思いましたね。いや、捨てないけども。

高感度について詳しく見たい方はDPREVIEWで見てみるとよいと思います。

5)総括
冒頭にも書きましたが、買って後悔はしないかなと思います。もちろん、これで私が良く撮るレースや鉄道、飛行機をちゃんと撮影できるかはまだ未知数な部分は多いですが、最強のミラーレスの1台と言ってしまっても過言ではありません。そのくらい、ミラーレス=一眼レフには勝てないという考えを改めさせてくれるいいカメラでした。

ホールド感
→グリップ形状の変更により、E-M1(現行機)よりもホールド感が向上。非常に小柄なE-M1MkIIですが、ミドルクラス以上の一眼レフ機を持っているような安心感のあるホールド感がありました。縦位置グリップはさらに肉厚で、こちらのほうが握りやすかったです。
操作性
→ボタンが多く、使い込めば使い込むほど自分の一番使いやすいカメラに近づいていく気がしました。肩液晶がないのがやや不満ですが、EVFにスーパーコンパネを表示すればすぐにすべての設定が確認できるので無用の長物なんでしょうね。
不満なのは親指AFに適したボタンがないということ。ちょうど親指の位置にそのボタンが来ることが理想なんですが、そこには何もありません。(親指をもっと内側にもっていくか、外側にもっていくとボタンはありますが…)動体撮影を意識したカメラなだけにそこは残念でした。
モニター
→タッチパネルはやっぱり便利。でも、スマホみたいに2本指で拡大・縮小ができればよかったかなぁ。D5/D500や1DXMkII,80Dなど他社のカメラは取り入れているだけに少々意外な感じです。
EVF
→表示ラグが0.005秒で120fpsの高精細EVFは非常に見やすく、ブラックアウト時間の短さもあって非常に快適でした。EVF-2というかなり時代遅れのEVFを使っているせいもあるんですが、時代の進歩を感じました。
AF
→ミラーレス=低速AF。ではない。そう感じさせる高性能なAFでした。社員さん曰く、ミラーレス機は露光中も位相差AFを駆動させることができるのでレフ機にはできない高速AFができるということでした。(レフ機はミラーアップ中は位相差AF用のハーフミラーもアップするのでAFを動作させることができない)
シャッターフィーリング
→ここはまだまだ改善の余地ありと感じました。メカシャッターの振動はかなり抑えられているんですが、高速連写をするとミラーのあるD7200よりも振動を感じました。Nikonのシャッターユニットが非常に秀逸というのもありますが…パナのGH8のほとんどショックを感じないメカシャッターを知っているだけにもっと頑張れると思いました。
その他
→ボディ側のAFリミッタはぜひ他社も採用してほしい!ありそうでなかった神機能です。これに気づいたオリンパスは神か…

40分ほどでしたが、オリンパスの本気を感じることができました。

おまけ
M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PROの開放F値による背景ボケの違い。
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(E-M1 MkII,M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO,F1.2)
開放絞り。絞り優先オートでISO自動制御です。開放からシャープな解像をしています。
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(E-M1 MkII,M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO,F1.4)
パナライカ25mmF1.4と同じ絞り値。ただし、1/3段絞り込めるので画質は有利かな。後ろの玉ボケも口径食の影響が小さくなってきれいな円形を描いています。

PC040298.jpg
(E-M1 MkII,M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO,F2)
フルサイズ換算だと50mmF4相当のボケ。ここまでくると背景も少しずつくっきり写ってきますね。

PC040301.jpg
(E-M1 MkII,M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO,F2.8)
換算F5.6相当のボケ。ここまでくると背景もだいぶくっきりです。

サイズ感はAF-S NIKKOR 50mm f/1.8Gに近いですかね。ただ、単純に背景をぼかした写真を撮りたい!という方なら素直にフルサイズを買って50mmの安い単焦点を買ったほうが幸せかも…とは思いますけどね…例えばD750の中古が15万くらい、5814Gの中古は13万くらい。それで計28万ですが、E-M1MKIIと2512PROを新品で揃えたら36,7万くらい。新品と中古の違いはありますが、レンズの充実の具合の差を考えてもボケを追及するためだけならちゃんと考えるべきとは補足しておきます。



ああ…ほしくなる…発売が楽しみです。(買えないけど



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