右玉で快勝したりぼろ負けしたり。そんな職域団体戦。

毎年恒例行事となりましたみえ職域団体戦(於:四日市市文化会館)ですが、今年は主催の方の高齢化もあって開催の危機にありました。幸い、県庁職員さんと私の大学の将棋部の手助けもあって今年も開催することができました。来年もできるといいなぁ…(来年は三重県にいない予定ですが…まぁ、OBチームでも組めたらいいなとか思ってます)

1回戦(▲相手-△私)
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▲中飛車-△鳥刺し
いつものように▲中飛車に鳥刺しをしました。中飛車から向かい飛車に振りなおしてきたので7筋で銀交換をし、6六銀を打たせて現局面へ至ります。(注:6六銀を打たないと5七角成がある。ただし、6八角や5八金左で受ける手もある。)
実戦は図の局面から△5二金右と指したのですが、ここで6五歩や6五桂馬は有力でした。というか、普通に6九銀の割打ちもありそうです。

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前の局面から△5二金右▲6八金△7六歩▲7九飛△7七歩成▲同飛と進んだ局面です。実戦は△7六歩でしたが、あまりにも消極的でした。ここは△同飛成▲同金(銀)△6五桂(打?)と攻めていくべきでした。直前の△5二金右の効果で▲5三桂はなんでもありませんし、飛車打ちに対しても強い陣形となっています。消極的に進めた結果、駒得ながら、歩切れで龍と馬を作られる苦しい展開になりました。

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そして、ついに虎の子のと金が外されてしまいます…この辺りはだいぶ悪いと感じていました。将来的な▲5二歩などもだいぶ痛いので△4二角と辛抱し、▲5七角△5六歩▲9三角成△6四角と進めました。最後の6四角は桂馬が入れば△3六桂だぞと脅しつつ△9一香を狙う勝負手です。
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そして、ついに待望の桂馬が先手から放たれました。以下、△5二香▲4二桂成△同金▲4六銀△同角▲同歩△5七桂▲3九金△4八銀以下後手の勝ちとなりました。

やはり、鳥刺しは玉が薄いので一瞬の気のゆるみが逆転につながってしまいがちです。しっかりと気を引き締めてやらないといけませんね。

2回戦(▲私-△相手)
将棋を始めて2か月くらいの高校生さんが相手でした。申し訳ないと思いつつ、棒銀をサクッと退治して10分ほどで終局となりました。

3回戦(▲私-△相手)
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(▲右玉-△矢倉)
ここ1年くらい採用を繰り返している右玉です。いまだによくわからないところも多いですが…3回戦の相手は優勝の常連チーム。実力的にはこちらより1枚上手(24で2700程度の猛者もいるくらいですから…)過去の対戦でもタテ5で負けることが多かったので、ここは一発入れたいところです。

本局は右玉対矢倉穴熊へ。5筋で駒交換が行われたところで、以下△6四銀▲8八角△5五歩のような進行を想定していましたが、なんと△5五飛とワイルドに切ってきました。これはさすがによさそうですが、相手は穴熊。どうなるかはまだまだ分かりません。以下▲同歩△6四角▲6八金△4二金引▲6一飛△7三桂…と進みました。

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やや優勢かと思われる形で迎えた終盤戦。しかし、相手は穴熊にこもったままでこちらもだいぶ陣形ががたがたです。油断はなりません。この局面が本局のカギを握る局面で、実戦は△3五銀▲2五飛△同歩▲7一龍で先手が勝てそうな形になりました。△3五銀では△3七桂成▲同玉△3五銀が勝り、これなら穴熊が勝ちやすい流れだったと思います。

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そして、ここでガツンと▲3三角が決め手。飛車以外の相駒は▲4二角成で受けがなくなりますし、飛車を打っても▲同角成△同金▲3一銀のような手で手が続きます。なにより、飛車を手放したことによって△5九角~△4八飛のような手がなくなる点も先手にとってはプラスが大きいです。よって、△同金右▲同歩成△同金▲2三歩△同金▲3二金△2二飛▲同金△同玉▲3一飛と進み先手勝ちがはっきりしました。

強豪に一発を入れましたが、チームは1-4.無念。

4回戦(▲相手‐△私)
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▲急戦矢倉‐△右玉
自身の全勝をかけての最終戦。しかし、精細を欠きました。先手が急戦に出てきたので咎める意味でも△3二飛と陽動振り飛車にすべきでした。▲6六角を嫌って△3二金と受けたのですが、よく考えたら△8五歩で受かってます。△3二金と上がったために苦戦を強いられました。

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以下、△5二金▲4八飛△8五歩▲4五歩と進み、▲4四歩ならなんとかなると思っていたのですが…

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▲2二角成~△8八角をうっかりしました。△3三歩と受けても▲同歩成△同金▲2二歩で駒損しまくりです。

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懸命に粘り、なんとか玉の薄さをつけないかと勝負しましたがここでついに大ポカを出します。この角打ちに対して▲3八飛でゲームセット。以下△5七歩▲3九飛△5八歩成▲同玉でもう投了級。最後まで粘りましたが勝てませんでした。

△3九角に代えて△4六銀ならまだ大変な勝負だったと思います。


というわけで、今大会は3勝1敗。これまでは2勝2敗ということが多かったので勝ち越しはとりあえずは満足です。とはいえ、十分に全勝を狙えただけにそこだけはちょっと心残りです。また、研鑽を積んでいきたいです。


では。


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