鈴鹿8耐お疲れさまでした。ヤマハの時代は来るのか!?ヤマハの完全勝利な週末でした。

今年も鈴鹿8時間耐久レースに行ってきました。昨年は二日とも晴天でむちゃくちゃきつかったんですが、今年は湿度が高く、それはそれできつかったです…前回の記事の通り、木曜日と金曜日は行くことができなかったので3日目にあたる土曜日からの参戦です。

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#49 AZ Racing+NARIDEN+NCK
土曜日はフォロワーの課長君も行くということだったので、課長君と行ってきました。4耐はヘアピンから撮影を始めました。しかし、スタート時刻の9時前に雨が降り始めたため、スタートが30分遅れるという波乱の幕開けとなりました。

9時半には雨も弱まり、ウェット路面でのレーススタートとなりました。タイヤから水しぶきが上がっていることがわかると思います。

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#9 ホンダドリーム世田谷RT
こういうのが撮りたかったのです。

4耐の歴史の中でスタートが遅れたということはなく、今回が初めての短縮レースとなりました。(スタートが30分遅れ、チェッカーは予定通り13時ということで3時間30分のレースとなった)

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#99 Yamaha Thailand Racing Team
レース開始から30分後の10時ごろにはレコードラインも乾き、その後は完全なドライコンディションの中でのレースとなりました。(写真は12時ごろ)

3時間が経過した時点ではすでにある程度の順位は固まっており、トップを走行していた#99 Yamaha Thailand Racing Teamの優勝となりました。雨の中でのタイヤ選択による多少の順位変動はあったものの、終わってみればポール・トゥ・ウィンでした。

ちなみに、12時半からヤマハブースに行っていたため、12時15分くらいからの写真はありません(苦笑

4耐の次は8耐フリー走行でしたが、数日前から続く睡眠不足と軽い熱中症のようなものの影響でほとんど撮影していませんでした。(どうせ次の日に撮れるからというのもありましたが)フリー走行は#3が転倒した影響で10分ほど早く終わったような気がします。(よく覚えてない)

フリー走行の30分後はTOP10 TRIALです。SuperGTで以前行われていたスーパーラップのようなもので、1台だけでフルアタックをするアレです。金曜日に行われた予選の上位10チームからライダー2人ずつがエントリーし、最終的なスターティンググリッドを決定します。
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#21 ヤマハファクトリーレーシング/中須賀克之
この日の一番時計は#21の中須賀選手。2:06.038という耐久仕様のマシンからは考えられない驚異的なタイムをたたき出しました。しかし、中須賀選手の出走は30番目。あと10人が後ろに控えており、まだ安心はできません。

その後、各チームがアタックを続けますが、中須賀選手のタイム更新とまではいかずあっという間に39人目、ヨシムラスズキの暴れん坊将軍、津田選手の出番となりました。
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#12 ヨシムラ スズキ MOTUL レーシング/津田拓也
鬼のような突っ込みを見せ、セクター2までは中須賀選手を超えるタイムをたたき出して「もしや??」と会場がどよめきます。しかし、中須賀選手が本当に速かったのは西コースでした。セクター3では再び中須賀選手のタイムが上回り、結局12号車は2位タイムとなりました。この時点で#21のPPは確定でしたが、最後にAlex Lowes選手のアタックがあります。Alex Lowes選手も結局中須賀選手のタイムを更新できず、中須賀選手のタイムでヤマハのPPとなりました。

ヤマハ、4耐に続き順風満帆なPP獲得となりました。

この時点で17時。前夜祭は19時くらいから。なかなかに長いです。ヤマハのブースで抽選会に参加したりと時間をつぶして待ちます。



ちなみにこんな奇跡もありましたw

そして、前夜祭。今年はヤマハのケニー・ロバーツ氏が呼ばれていました。ケニー・ロバーツと8耐。昔からの8耐のファンの方であればご存知かもしれません。1985年、18時58分までトップを走行しながら、エンジントラブルでマシンを止めることになってしまったあの8耐です。
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#21 ヤマハTECH21チーム
あの時から止まっていたこの21号車の時計が、20年以上の時を経てまた動き始めました。前夜祭のデモランは18時58分にスタート。感動的な瞬間でした。デモランは3周の予定でしたが、再び鈴鹿の地をこのバイクで走れることがよほど嬉しかったのでしょう。チェッカーを3周目で受けたあとももう1周全開走行。素晴らしいひと時となりました。
(ちなみに、ケニー・ロバーツ氏は18時58分を前にしてトークショーどころではなく、とにかく早く乗りたいという感じでした。それくらい、特別な想いがあったのでしょう。)

その後も前夜祭は続きます。その次のデモランは8耐の初代王者ウェス・クーリー氏。ケガによってバイクを乗ること自体もかなり難しい状態になっていたそうですが、40周年を迎える今年、来日してくださったそうです。練習走行ではシケインでオーバーランをしてしまって「なんでこれができないんだ!」というようなシーンもあったそうで、熱い闘志はいまだに健在していたようでした。

前夜祭のあとはナイトピットウォーク。まぁ、それはそのうち。

土曜日はヘアピン~スプーン~130R~逆バンク~GPスクエア~8フェス~(Bスタンド裏)~2コーナー~S字2個目~(逆バンクトンネル)~GPスクエアヤマハブース~最終コーナーと鈴鹿サーキット1周分以上動きました。

日曜の8耐決勝はちょっとゆっくり目に家を出たらスタートに間に合いませんでした(汗
サーキット到着後は朔日餅仲間のNさん(先日の8耐合同テストでご一緒した方です)と合流し、30分ほど雑談。西コースで雨模様というのを聞いたあたりでヘアピンに出発しました。(Nさんは試乗会があるのでここでいったんお別れです。)

ここで得た情報は
・予選2位のヨシムラスズキが2周目で転倒。早くも勝負権を失う。
でした。安定すぎる…(最終的には7位まで上がっていただけに、転倒さえなければ…というかんじですね。)

が、しかし。結局ほとんど雨は降っていなかったという…ヘアピンのあとは二輪シケインを撮り、逆バンク方面へ。その段階ではちょっと遅れてはいたものの21号車と634号車の熱いトップ争いが繰り広げられていたんですよ…ですよ…しかし、634号車がヘアピンで転倒。勝負権を失いました。

21号車の独走と634号車の後退によって熾烈を極めたのが2位争い。#5 F.C.C.TSR Hondaと#11 Kawasaki Team GREENの争いが熱を増していきます。
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基本的には#5を#11が追いかけるというのが続いていたんですが、#11が#5をシケインで抜いたと思いきや1コーナーで#5が抜き返すなど8時間の耐久レースとは思えない過激なバトルが続いていきました。ちなみに、このバトルは19時過ぎに5号車にオレンジボールが出されるまで続きました。約6時間以上の2位争い。すごかったです…

逆バンクから今度はS字の1個目のあたりへ移動。
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#94 GMT94 YAMAHA
今回の8耐は世界耐久選手権の最終戦。つまり、ここでシリーズチャンピオンが決まります。ランキング首位は#1 SUZUKI ENDURANCE RACING TEAMでしたが、その差は1ポイント。結局のところ先にチェッカーを受けたほうが勝ちということです。しかし、中盤で#1にマシントラブルが発生し、タイムロス。耐久選手権の王者らしい素早いピット作業で即座にレースに復帰しましたがこのロスが痛く#94の周回遅れになってしまっては勝負あり。

この辺りでMさん(昨年、一緒に富山に撮影しに行った方です)が鈴鹿サーキットに到着したという連絡があったのでGPスクエアに戻って再び雑談。撮影も楽しいですが、やっぱりこうやってモータースポーツが好きという人で集まって話をするのも楽しいんですよね。


2位争いが激化したおかげ(?)で1位は独走、4位も634号車にも追い上げのチャンスが巡ってきました。ところが…
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なんと634号車がスローパンクチャー。こうなってしまってはゲームセット。後ろとも差があったおかげで4位はキープできましたが、転倒にトラブルなどと不完全燃焼の8耐となってしまいました。

さらにホンダの不運は続きます。19時ごろにSCが入った影響か、#5のカウルについたスラッジが引火した(?)のか#5もピットインを余儀なくされ、ここで6時間続いた#5と#11のバトルも終了。結局#11が2位、#5が3位ということになりました。

そして、19時30分。ついにレースが終了です。優勝は…
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#21 ヤマハファクトリーレーシング
絶対王者、三連覇。序盤こそは順位変動がありましたが、終わってみれば3位以下を周回遅れにする圧倒的な強さで勝利を飾っていました。

ここまでの流れを整理すると…
・4耐→ヤマハのポール・トゥ・ウィン
・8耐→ヤマハのポール・トゥ・ウィン
・EWC→ヤマハの逆転優勝

まさにヤマハのための週末でした。いやー強い。来年こそはホンダにこの王座を取り戻してほしいですね。ヤマハの時代にはさせませんよ!

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#25 Honda鈴鹿レーシングチーム
地元の鈴鹿ホンダの社内チームの25号車はTOP10 TRIALに進出するほどまで実力を付けましたが、途中のトラブルなどもあって20位でのチェッカーとなりました。お疲れさまでした。


今年も8耐、お疲れさまでした。ご一緒した皆さん、ありがとうございました。また、来年鈴鹿でお会いしましょう!(GTとかで会う人もいると思いますけど)

では。


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