1DXとシグマの150-600mmをお借りしました。(設定変更の覚え書き

先日のF1のあとにレンズが400mm付近から戻らなくなったというお話はしたと思うのですが、次の超望遠レンズを使用する機会が近づいているのにも関わらず返ってくる様子がありませんでした。そこでツイッターで「誰か貸してくれる人は…」とつぶやいたところ、精鋭黒タマネギさん(@kurotama0625 )さんが貸してくださるということに。ありがたや…ありがたや…

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Canon EOS-1DX
精鋭黒タマネギさんはCanonユーザーということでレンズだけではなくボディも一緒にお借りしました。EOSは以前に何度か70Dを使ったことがあるのですが、プロ機は初めて。最低限操作を間違えないように設定などを変更したので、その辺のことを書いておきます。(そうじゃないと戻すときも大変だからね)

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今回お借りした1DXは2012年にCanonから発売されたEOSの最上位機種。私が5月に購入したD4とほぼ同じ時期に出たカメラになりますね。どちらもロンドン五輪で素晴らしい写真を提供していた機種になります。右肩部分はEOSの中級機以上で採用されているレイアウトということもあって特に違和感はありませんでした。(70Dと比べると液晶点灯のボタンの位置が右端が左端かという違いがあって少し混乱しましたが)

五輪といえば、来年は平昌で、さらに2020年には東京で。これまでの五輪ではNCの大砲だけがカメラマンエリアを占拠していましたが、これから先はどうなるのでしょう。α9にSEL100-400(2020年にはSEL400mmF2.8も!?)やE-M1 MkIIにサンヨンPROなどの組み合わせの機種が増えるのでしょうか。少なくとも、表彰式のインタビューの場などではミラーレスの割合が急増しそうです。いつもブログを見てるプロカメラマンの方もニコンから富士に引っ越ししてしまいましたし。(東南アジアではFUJIFILMの色が好まれるらしいのでFUJIFILM X-T2が人気になるのではと予想しています。)

話が脱線しましたね。戻りましょう。

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背面。俗に弁当箱とも言われる縦位置のグリップが一体化した大きなボディ。縦位置用のバッテリーグリップを後付けできる機種は多いですが、一体化しているのは両メーカーともに旗艦機のみ。そのおかげで液晶モニタの下にサブ液晶パネルをつけることができます。そのパネルのおかげで液晶モニタをつけずに設定を変更できたりと何かと便利です。(右肩液晶で用が済む場合も多いですけど)
少々不思議なのが1DXの操作系。同時期に販売されていた5DMkIIIや7DMkIIは光軸上に液晶モニター、その左にボタン(イメージは左のD4に近いですね)という感じに対して1DXは従来のボタン配置。併用する方は結構大変だと思うんですが、1DXMkIIでも同じレイアウトが採用されています。NikonはNikonでで大まかなレイアウトを替えない割に拡大ボタンと縮小ボタンの上下配置替えたりと微妙に使いにくいマイナーチェンジしてきますが。なんでなんすかね。(D4とD7200はほぼ同じなので問題ありませんが)

あと、縦位置用のマルチセレクターがこの代からどちらも実装されました。(先代のD3Sはマルチセレクターのみ、1DMkIV及び1DsMkIIIは横位置のマルチセレクターのみ)Canonはちょっとわかりませんが、NikonはF6のころから縦位置用のセレクター(バッテリーグリップ用)が存在していたのにも関わらず、D4まで旗艦機用の縦位置用セレクターがなかったのは不思議です。

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NikonとCanonでズームリングの回転方向が逆だったりレンズの脱着方向が逆だったりというのは有名な話ですが、まさかバッテリー室のノブを起こす方向まで逆とは思わなかったですね…なぜだ。

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バッテリーも似たような形。この二つには大きな違いがありまして。Nikon用は蓋とバッテリーを分離できるのに対し、Canon用は蓋とバッテリーを分離することができません。どっちがいいかというと評価の仕方は難しいのですが、Canonはバッテリーを充電している間はバッテリー室が開きっぱなしになってほこりが入ってしまうのはちょっと不便そうと感じました。(バッテリー室用のラバーキャップが同梱されているとはいえ)

1DXの最大14コマの高速連写に対応するためか1DX用のバッテリーのほうがやや容量・電圧ともにD4用よりも高めになっています。

まだちゃんと撮る機会がなかったので帰宅後に月を撮ったのでそれをどうぞ。(トリミングしてます)
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シグマ150-600は結構評判が良いですが、AFもなかなか早く画質も悪くない。良いレンズですね。コンテンポラリーは三脚座とピントリングにやや不満がありますがそれ以外は快適に使えそうという感じです。オプションで大型の三脚座とかあったらうれしいかなという感じです。


最後になりますが、セッティングの覚え書き。
~SHOOT3~
・電子音
→オフ
~AF4~
・測距エリア選択モードの切り替え
→M-Fnボタン押で変更
~SET UP2~
・ファインダーグリッド
→表示する
~C.Fn2:Exposure~
・撮影モードの限定
→C1,C3以外を使用する(C1は精鋭黒タマネギさんの設定が入っていたためC2を使います)
~C.Fn5:Operation~
(操作ボタンカスタマイズ)
・シャッターボタン→半押しAF無効
・M-Fnボタン→カスタム撮影モード切り替え(通常←→C2)
※通常をマニュアル露出、C2を絞り優先オートに割り当てています。それ以外は基本的に同じ。ニコンの右肩MODEボタンを疑似的に再現しています。
・SETボタン
→拡大/縮小
※Nikonだと再生画面でマルチセレクター中央ボタンを押すとピント部の等倍表示をすることができます。それに似た設定にしています。虫眼鏡ボタンを連打する必要がないクッソ便利なのでもっと普及してほしい設定ですね。D4はデフォルトでは違う設定なので自分で設定する必要があります。
・メイン電子ダイヤル
→Mモード時、絞り数値変更
・サブ電子ダイヤル
→Mモード時、シャッター速度変更
※デフォルトでは逆。前ダイヤルで絞り、後ろダイヤルでシャッタースピードを設定するNikonに設定を合わせています。
・マルチコントローラー
→AFフレームダイレクト選択(デフォルトがオフなのは存在理由を疑うのでNG)
~C.Fn6:Others
・画像消去の初期設定
→[消去]を選択
※Nikonに準拠。ゴミ箱ボタン連打で消せたらなお良しだったが…


そんな感じです。その他雑感としては
~良いところ~
・シャッター音が他のEOSに比べてもキレがいい
→7DMkIIの軽い歯切れのよいシャッターも好きですが。カメラ感はこっちが上かな。
・AWBが青い
→ニコンが黄色い
・ファインダーが広い
→見やすい。なんだかんだで同時期の機種ではトップクラスの広さ。D4が0.7倍に対して1DXは0.76倍と一回りくらい広い。ヌケもやや1DXのほうがいい感じかな。
・ボディ前面のPVボタンとM-Fn2ボタンが縦位置用にもある
→ニコンは横しかない

~悪いところ~
・グリップにもう少し丸みがほしい
→D4のグリップの握り心地に慣れたせいもあるけども。
・MODEボタンが絶望的に使いにくい
→まぁD5/D500/D850も大概なんすけど、重量級のレンズをつけているときに左手でモードボタンは押しにくい。Nikonは動画記録ボタンにMODEボタンの機能を割り振れるものの…という感じ。M-Fnボタンにそれを設定できれば神だった。
・縦位置グリップがやや握りにくい
→D4も大概ですけども。1DXは横位置グリップにはまだ絞り込みなどがあってよいのですが、縦位置はまっすぐなのでちょっと握りが甘いです。
・再生画面で画像を拡大した状態で移動すると周辺の表示がドットバイドットになる
→使ってるカードの問題かもしれませんが、少なくともNikon機では感じたことがないですね。


~どうでもいいところ~
・NikonもCanonも上位機種と下位機種でレリーズ用の端子形状変えるのやめてほしい


そんな感じですね。とりあえずは明野基地と新城ラリーが使う予定かな。その前に練習がてら近鉄か伊勢鉄でも撮ってこようと思います。では。


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コメント

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No title

すごい綺麗な月、僕も昨日換算600mmで月を撮影してみたのですが、こんなに綺麗に撮れませんでした><

Re: No title

おっちゃんさん
ありがとうございます!掲載写真はトリミングしていますが、よく解像しているなぁという感じですね。昨日は雲が少なく、比較的撮りやすい状況がそろっていたので撮りやすかったのかなと思います。